iPhoneが故障したとき、「どこに修理を依頼するか」の選択は非常に重要です。この判断ミス一つで、費用が数万円変わったり、大切なデータが消えてしまったりするリスクがあります。
iPhoneの修理先は大きく「正規店」と「非正規店」に分かれますが、それぞれに明確なメリットとデメリットが存在します。本記事では、この二つの選択肢を徹底的に比較し、あなたの状況に合わせた最適な修理先を見つけるための判断基準を解説します。
1. 「正規店」と「非正規店」の基本を理解する
まず、それぞれの修理店の定義と、最も重要な特徴を押さえておきましょう。
| 比較項目 | 正規店 | 非正規店(修理専門店) |
| 該当店舗 | Apple Store、Apple正規サービスプロバイダ、一部キャリア | 街の修理専門店(総務省登録修理業者など) |
| 使用部品 | Apple純正部品 | 互換性のある非純正部品 |
| 費用 | 高額になる傾向(ただし保証適用で安価) | 安価になる傾向 |
| データ | 原則初期化が必要(データは消える) | データはそのままで修理可能 |
| 保証 | Appleの保証(AppleCare+)が継続 | Appleの保証は無効になる |
2. 決定的な判断基準:あなたのiPhoneは「保証」が残っているか?
最もシンプルかつ重要な判断基準は、Appleの保証(AppleCare+または製品保証)が有効かどうかです。
2-1. 保証が有効な場合:迷わず「正規店」一択
AppleCare+に加入している場合、画面割れやバッテリー交換などは格段に安い価格(画面修理は一律3,700円など)で修理が受けられます。このメリットを捨てる手はありません。
- 費用面: 保証適用なら非正規店よりも安く済むことがほとんどです。
- 安心感: 純正部品が使われ、修理後のAppleの保証も継続します。
【注意点】 正規店での修理は基本的にデータ初期化が伴います。必ず事前にiCloudやPCへ完全なバックアップを取ってから依頼しましょう。
2-2. 保証が切れている場合:メリットを比較して選択
保証期間が終了している、または中古で購入して保証がない場合は、非正規店のメリットが大きくなります。
| 非正規店を選ぶメリット | 非正規店を選ぶデメリット |
| 費用が安い | Appleの保証や修理サービスが二度と受けられなくなる |
| データが消えない | 使用部品が非純正品であり、品質にばらつきがある |
| 修理が早い(最短即日) | 店舗によって技術力に差がある |
【選ぶべき人】
- 機種が古く、正規店での修理費用が高すぎる人
- バックアップを取る時間がなく、データ損失を避けたい人
3. 故障の種類別!費用のリアルな目安
特に多い「画面割れ」と「バッテリー交換」について、保証が切れている場合の通常料金の傾向を把握しておきましょう。
| 修理内容 | 正規店(保証なし)の費用例 | 非正規店(相場)の費用例 |
| 画面割れ(最新機種) | 40,000円〜60,000円程度 | 15,000円〜30,000円程度 |
| バッテリー交換 | 11,200円〜19,400円程度 | 5,000円〜10,000円程度 |
※費用は機種や故障の程度により変動します。
4. 非正規店を選ぶ際のチェックポイント
保証が切れた機種で非正規店を選ぶ場合は、以下の点を確認することでリスクを最小限に抑えられます。
- 総務省登録修理業者か: 国の定める技術基準を満たし、適切に修理を行っている証明です。信頼性の高い店舗を選ぶ基準になります。
- 修理後の保証期間: 修理後に万が一不具合が出た場合の保証期間(通常3ヶ月〜6ヶ月)が設定されているか確認しましょう。
- 使用部品について: 修理に使用する部品の品質(純正に近い互換品かなど)について、事前に店舗に確認できると安心です。
5. 修理前の最後の確認:「iPhoneを探す」のオフ設定
正規店に修理を依頼する場合、セキュリティ上の理由から「iPhoneを探す」をオフにする必要があります。この設定がオフになっていないと修理が受け付けられないため、必ず確認しましょう。
設定 > [ユーザー名] > 探す > iPhoneを探す をオフにしてください。
最短即日・データそのまま!iPhone修理は【アイサポ】に相談
「できるだけ早く、しかもデータはそのまま残して修理したい」という方に特におすすめなのが、修理実績豊富な非正規修理店「アイサポ」です。総務省登録業者で安心感がありながら、正規店よりも費用を抑えやすく、最短即日修理も可能です。
Appleの保証が切れている方や、正規店での修理費用が高すぎると感じている方は、まずはお近くの店舗で無料見積もりを試してみてはいかがでしょうか。


コメント