「新しい家電を買うついでに引き取ってほしい」「壊れた家電だけを電気屋さんに持って行きたい」「とにかく安く、自分で指定場所まで運びたい」
状況によって、最適な方法は異なります。2026年現在の最新ルールに基づいた、失敗しないための3つのルートを解説します。
1. その家電、実は「ゴミ」として出せません
まず大切なポイントは、エアコン、テレビ、冷蔵庫(冷凍庫)、洗濯機(衣類乾燥機)の4品目は、法律(家電リサイクル法)によって「ゴミとして捨ててはいけない」と決まっていることです。
これらは自治体のゴミ収集車は持っていってくれません。まずは対象かどうか、チェックしてみましょう。
【家電4品目のリスト】
- エアコン: 壁掛け、窓用など(室外機も含む)
- テレビ: 液晶・プラズマ・ブラウン管
- 冷蔵庫・冷凍庫: 家庭用保冷庫なども含む
- 洗濯機・衣類乾燥機: 全自動、二槽式など
これら以外の小さな家電(トースターなど)は、地域の「粗大ゴミ」や「不燃ゴミ」として出せますが、この4つだけは「特別なリサイクル」が必要です。
2. 状況別!3つのリサイクル方法と料金目安
リサイクルにかかるお金は、「リサイクル料金(国で決まっている)」+「収集運搬料(業者が決める)」の合計です。
① 購入時の引き取り(買い替えの方に最適)
新しい家電を家電量販店(ヤマダ、ヨドバシ、ビックカメラ等)で購入し、古いものを引き取ってもらう、最も一般的な方法です。
- 方法: 購入手続きの際に「リサイクル回収希望」と伝えます。
- 料金の目安:「リサイクル料金」+「運搬料(約500円〜1,650円)」
- 新商品の配送と同時に回収するため、運搬料が最も安く設定されています。
- メリット: 手続きが一度で済み、新しい家電が届くのと入れ替えで処分できるので、生活に支障が出ません。
② 家電量販店へ依頼(処分のみの方に最適)
買い替えはしないけれど、不要になった家電だけを引き取ってほしい場合です。
- 方法: 近くの家電量販店のカウンターへ行き、申し込みます。家まで取りに来てもらうか、自分で店舗へ持ち込むかを選べます。
- 料金の目安:「リサイクル料金」+「運搬料(約1,650円〜4,400円)」
- 「回収のみ」の場合はトラックを出す手間がかかるため、買い替え時よりも運搬料が高くなります。
- メリット: 買ったお店が分からなくても、大手の家電量販店であれば基本的にはどこでも受け付けてくれます。
③ 「指定引取場所」を利用する(安さ、または利便性重視)
国が指定する拠点(指定引取場所)を利用する方法です。これには「自分で運ぶ」か「業者に頼む」かの2通りがあります。
A. 自分で持ち込む(最安ルート)
- 方法: 郵便局でリサイクル券を買い、自分で指定引取場所へ車で運びます。
- 料金目安: リサイクル料金のみ(運搬料 0円!)
- メリット: 運搬料が一切かからないため、お財布に一番優しい方法です。自分の好きなタイミングで行くことができます。
B. 自治体指定の業者に任せる(搬出お任せルート)
- 方法: 自治体が紹介する「収集運搬許可業者」に連絡し、自宅まで取りに来てもらいます。
- 料金目安: リサイクル料金 + 運搬料(約3,000円〜5,000円程度)
- メリット: 重い家電を「家の玄関まで(または室内から)」取りに来てくれます。車がない方や、自分では動かせない大きな冷蔵庫などの処分に最適です。

3. 【2026年最新】品目別の料金シミュレーション
国内主要メーカーの料金(税込)を基準にした目安です。
| 品目 | リサイクル料金 | +運搬料 (買い替え時) | +運搬料 (回収のみ/業者) |
| エアコン | 550円 | 約1,100円〜 | 約3,300円〜 |
| テレビ(大) | 2,970円 | 約3,520円〜 | 約6,470円〜 |
| 冷蔵庫(大) | 4,730円 | 約5,280円〜 | 約8,730円〜 |
| 洗濯機 | 2,530円 | 約3,080円〜 | 約6,030円〜 |
💡 2026年のお得な知識
エアコンのリサイクル料金が2月から550円に改定されました。自分で持ち込むなら、わずかワンコイン程度で処分が可能です。
4. スムーズな処分へのチェックリスト
手順を一つずつ確認して、不安を解消しましょう。
✅ 処分当日までの準備
- [ ] メーカー名を確認した(料金を調べるのに必要です)
- [ ] テレビの型数や冷蔵庫の容量を確認した(リサイクル券の区分用)
- [ ] 処分方法を選んだ(「安さ」なら持ち込み、「楽さ」ならお店へ)
- [ ] 中身を空にした(冷蔵庫の霜取りや洗濯機の水抜きは前日までに!)
- [ ] 運び出し経路を確保した(玄関や廊下の荷物をどけておく)
5. 安心して手放すためのアドバイス
⚠️ 無許可の「無料回収」には注意しましょう
街を走る無料回収トラックの中には、不適切な処理や高額請求のトラブルに繋がるケースもあります。正しい窓口を利用するのが、結局一番の安心につながります。
✨ 5年以内なら「売る」という選択肢も
製造から5年以内の綺麗な家電なら、捨てる前にリサイクルショップへ。お金を払って捨てるはずのものが、お小遣いに変わるかもしれません。
作業を少し楽にするために
玄関まで重い家電を動かす際、床を傷つけずに滑らせて動かせる「便利シート」などがあると、身体への負担がぐっと減ります。
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記事のまとめ
- 「買い替え」なら、購入店に任せるのが一番安くてラク。
- 「とにかく安く」なら、郵便局で券を買って指定場所へ自分で持ち込む。
- 「重くて動かせない」なら、自治体指定の業者に自宅まで来てもらう(運搬料は別途必要)。
- エアコンは今が捨てどき!リサイクル料金が大幅に安くなっています。
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