「いざマイナポータルを使おうと思ったら、パスワードを忘れてしまった」「何度か試しているうちにロックがかかってしまった」
そんな状況になると、手続きが止まってしまい、どうすればいいのか不安になりますよね。特にマイナンバーカードのパスワードは、普段あまり使わないため、忘れてしまうのは珍しいことではありません。
ここでは、パスワードを忘れた際やロックされた時の具体的な対処法と、スムーズに再設定を行うための流れを分かりやすく解説します。
1. パスワードの種類とロックされる回数を確認
マイナンバーカードには複数のパスワードがありますが、ログインで主に使用するのは以下のものです。
- 利用者証明用電子証明書パスワード（数字4桁）
- マイナポータルのログインやコンビニでの住民票交付に使用します。
- 3回連続で間違えるとロックがかかります。
- 署名用電子証明書パスワード（英数字6～16桁）
- 確定申告（e-Tax）の送信など、本人確認が必要な電子申請に使用します。
- 5回連続で間違えるとロックがかかります。
2. パスワードを忘れた・ロックされた時の対処法
パスワードを忘れてしまったり、ロックがかかったりした場合、ご自身でロックを解除したり、現在のパスワードを確認したりする方法はありません。
速やかに以下のいずれかの方法で「パスワードの初期化・再設定」を行う必要があります。
窓口で手続きをする（確実な方法）
お住まいの市区町村の役所（住民票がある窓口）へ行く方法です。
- 必要なもの: マイナンバーカード、本人確認書類（運転免許証や健康保険証など）
- メリット: 窓口の職員が対応してくれるため、その場ですぐに確実に再設定が完了します。
コンビニで手続きをする（条件あり）
実は、役所に行かなくてもコンビニのマルチコピー機で再設定ができる場合があります。
- 利用できる条件: 「署名用パスワード（英数字）」または「利用者証明用パスワード（数字4桁）」のどちらか一方が分かっている場合に限ります。
- できない場合: 両方のパスワードを忘れてしまった場合や、どちらもロックされている場合は、コンビニでは手続きできず、役所の窓口へ行く必要があります。
3. 再設定したパスワードを忘れないためのコツ
せっかく再設定しても、また忘れてしまっては手間がかかります。次のような対策をしておくと安心です。
- メモを安全な場所に保管する: スマートフォンのパスワード管理アプリや、自宅の鍵付きの引き出しなど、自分だけがわかる安全な場所にメモを残しておきましょう。
- 意味のある数字を避ける: 生年月日や電話番号など、推測されやすい数字は避けつつ、自分にとって覚えやすい組み合わせを工夫してください。
一度ロックがかかると焦ってしまいますが、適切な場所で手続きをすれば、すぐにまた使えるようになります。まずは落ち着いて、最寄りの窓口やコンビニでの手続きを検討してみてください。
パスワード管理をより快適にするアイテム
パスワードの入力ミスや読み取りの不安定さに悩まされる方には、パソコンで安定して作業ができるカードリーダーがおすすめです。しっかりとした接続環境を整えることで、余計なエラーや再入力を減らすことができます。
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2025.12.22
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