アドネットワーク「HilltopAds」でWebサイトを収益化するには、まずサイトをアカウントに追加し、所有権の認証を行う必要があります。
「登録手順が分からない」「設定したのに Domain has not been verified. と表示される」と困っている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、HilltopAdsでサイトを追加する手順から、認証方法の選び方、認証に失敗した場合の確認ポイントまで、初心者向けに解説します。
1. 「Manage Site & Zones」からサイトを追加する
最初に、HilltopAdsのパブリッシャーアカウントにログインして、Webサイトを登録します。
- HilltopAdsのパブリッシャーアカウントにログインします。
- 左側のメニューから Manage Site & Zones(サイトとゾーンの管理)を開きます。
- ADD SITE をクリックします。
- 登録するWebサイトのドメインを入力します。
- サイトのコンテンツに合ったカテゴリーを選択します。
- Add Site をクリックして登録します。
MainstreamとNon-mainstreamの違い
登録時には、サイトの内容に応じてカテゴリーを選択します。
| カテゴリー | 対象となるサイト |
| Mainstream | 年齢制限のない一般向けコンテンツを掲載するサイト |
| Non-mainstream | 18歳以上を対象とするコンテンツを掲載するサイト |
カテゴリーは、実際に掲載しているコンテンツに合わせて選びましょう。
成人向けコンテンツが含まれる場合は、サイト全体の内容や広告ネットワークの利用規約も確認してください。
2. サイトの所有権を認証する3つの方法
サイトを追加したら、HilltopAdsが指定する方法で所有権を確認します。 公式ヘルプでは、次の3種類の認証方法が案内されています。
| 認証方法 | 設定内容 | 向いている環境 |
| Meta Tag (メタタグ) | トップページのHTMLに認証用タグを追加する | HTMLやWordPressの設定を変更できるサイト |
| File Upload (ファイルアップロード) | 指定された認証ファイルを公開ルートディレクトリに配置する | サーバー上のファイルを操作できるサイト |
| DNS Record (DNSレコード) | ドメインのDNS設定に指定されたTXTレコードを追加する | DNS設定を変更できるドメイン |
利用できる認証方法や画面の表示は、管理画面の案内に従ってください。
方法1:Meta Tag(メタタグ)で認証する
メタタグ方式では、HilltopAdsが発行した認証コードをWebサイトのHTMLに追加します。
- HilltopAdsの管理画面で、表示された認証用メタタグをコピーします。
- WebサイトのトップページのHTMLを編集します。
<head>内の</head>の直前に、コピーしたタグを貼り付けます。- HTMLを保存し、変更内容を公開サイトに反映します。
- HilltopAdsの管理画面に戻り、Verify Site などの認証ボタンをクリックします。
認証タグは、HilltopAdsが発行したコードをそのまま使用してください。属性や認証文字列を変更すると、正しく認証されない可能性があります。
WordPressで設定する場合
WordPressでは、テーマや利用しているプラグインによって設定方法が異なります。<head> 内にコードを追加できる機能や、ヘッダーコードを管理するプラグインを利用すれば、テーマファイルを直接編集せずに設定できる場合があります。
ただし、次の点に注意してください。
- 認証タグが実際に公開されているトップページのHTMLに出力されていること
<head>内に正しく配置されていること- キャッシュ機能を利用している場合は、変更が公開ページに反映されていること
設定後は、公開ページのソースを確認して、認証タグが出力されているかチェックしましょう。
方法2:File Upload(ファイルアップロード)で認証する
ファイルアップロード方式では、HilltopAdsが指定する認証用テキストファイルをサーバーに配置します。
- 管理画面から指定された認証ファイルをダウンロードします。
- FTPやファイルマネージャーなどを使って、Webサイトの公開ルートディレクトリにアップロードします。
- ブラウザから認証ファイルの公開URLにアクセスできることを確認します。
- HilltopAdsの管理画面に戻り、認証を実行します。
公開ルートディレクトリとは、Webサイトのファイルがインターネットから参照される起点となるフォルダです。サーバーによって public_html や htdocs など、名称が異なります。
フォルダ名だけで判断せず、実際にそのディレクトリが登録したドメインの公開先になっているか確認してください。また、認証ファイルの名前や内容は変更せず、指定された場所に配置することが重要です。
方法3:DNS Record(DNSレコード)で認証する
DNSレコード方式では、ドメインのDNS設定にHilltopAdsが指定するTXTレコードを追加します。
- HilltopAdsの管理画面でDNS認証の情報を確認します。
- ドメインを管理しているサービスのDNS設定画面を開きます。
- HilltopAdsが指定するホスト名とTXTレコードの値を入力します。
- レコードを保存します。
- DNSへの反映を確認したうえで、HilltopAdsの管理画面から認証を実行します。
ホスト名やTXTレコードの値は、管理画面に表示された内容をそのまま入力してください。ドメイン管理サービスによっては、ホスト名の入力形式が異なるため、サービス側の説明も確認しましょう。
CloudflareなどのCDNを利用している場合
CloudflareなどのCDNやファイアウォールを利用しているサイトでは、自動認証用のアクセスがブロックされる場合があります。
HilltopAdsの公式ヘルプでも、CDNやファイアウォールによって自動認証が失敗するケースが案内されており、DNS Record方式が代替手段として推奨されています。
DNS認証はDNS設定を使って所有権を確認する方法なので、メタタグやファイルをHTTP経由で読み取る認証とは仕組みが異なります。
ただし、DNS認証を行うために、必ずCloudflareへネームサーバーを変更する必要があるわけではありません。現在利用しているDNS管理サービスで指定のTXTレコードを設定できるか、まず確認してください。
3. 「Domain has not been verified.」と表示された場合の対処法
設定を行ったにもかかわらず、管理画面に Domain has not been verified. と表示される場合は、認証方法ごとに原因を確認しましょう。
このメッセージだけでは原因を特定できません。無料サーバーを利用している場合も、サーバーの仕様だけが原因とは限りません。
原因1:認証タグやファイルの設定に誤りがある
最初に確認したいのは、認証情報が正しく設置されているかどうかです。
メタタグ方式の場合
- HilltopAdsが発行したタグをすべてコピーしたか
- トップページの
<head>内に配置したか - 保存した変更が公開サイトに反映されているか
- 登録したドメインと実際にタグを設置したサイトが一致しているか
ファイルアップロード方式の場合
- 指定されたファイルをアップロードしたか
- 正しい公開ルートディレクトリに配置したか
- ファイル名や内容を変更していないか
- 公開URLから認証ファイルにアクセスできるか
例えば、認証ファイルをサーバーにアップロードしても、別のドメインの公開フォルダに置いてしまうと、認証に失敗する可能性があります。
原因2:DNSレコードが正しく設定されていない
DNS認証を利用する場合は、TXTレコードの設定を見直します。
- ホスト名が指定どおりになっているか
- TXTレコードの値に入力ミスがないか
- 別の種類のレコードとして登録していないか
- DNS設定を保存できているか
- DNSの変更がまだ反映されていない状態ではないか
DNSの変更は、設定直後には認証側から確認できないことがあります。設定に問題がない場合は、反映を待ってから再確認してください。
原因3:CDNやファイアウォールが認証アクセスをブロックしている
CloudflareなどのCDNや、サーバー側のセキュリティ機能によって、HilltopAdsの自動認証に必要なアクセスが妨げられる場合があります。
この可能性が考えられる場合は、次の順番で対処します。
- 認証タグやファイル、DNSレコードに誤りがないか確認する。
- 公開ページや認証ファイルに、通常のブラウザからアクセスできるか確認する。
- CDNやファイアウォールの設定で、アクセス制限やチャレンジ画面が表示されていないか確認する。
- DNS Record方式など、別の認証方法を試す。
セキュリティ機能を無効にする前に、別の認証方法で対応できないか検討しましょう。
なお、同じ無料サーバーを利用していても、サイトごとに設定や公開先、DNS、アクセス制限などが異なる場合があります。そのため、あるサイトでは認証できても、別のサイトでは失敗することがあります。
ただし、個別の環境を確認せずに、IPアドレスの違いやボット判定が原因だと断定することはできません。
原因4:一時的な技術上の問題が発生している
認証情報が正しく、公開ページにも問題がない場合は、一時的な技術上の問題も考えられます。
設定を再確認してから、時間を置いて認証をやり直してみましょう。
ただし、時間を置けば必ず解決するわけではありません。何度試しても認証できない場合は、認証方法を変更するか、HilltopAdsの担当者やサポートに問い合わせることをおすすめします。
4. 認証できないときに試したい対処の順番
原因が分からない場合は、次の順番で確認すると効率的です。
- 登録ドメインを確認する:管理画面に登録したドメインと、認証情報を設置したサイトが一致しているか確認します。
- 認証情報を確認する:メタタグの内容、ファイル名、ファイルの設置場所、TXTレコードの値を見直します。
- 公開状態を確認する:認証対象のトップページやファイルに、外部からアクセスできるか確認します。
- 変更の反映を確認する:キャッシュやDNSの反映状況を確認します。
- 別の認証方法を試す:CDNやファイアウォールが関係している可能性がある場合は、DNS Record方式などを検討します。
- 公式サポートに相談する:上記を確認しても失敗する場合は、管理画面のエラーメッセージと設定状況を添えて問い合わせます。
問い合わせる際は、登録ドメイン、利用している認証方式、エラーが表示されるタイミング、すでに試した対処方法を伝えると、原因の切り分けに役立ちます。
5. 所有権の認証後はサイト審査を待つ
所有権の認証に成功した後も、広告掲載を始める前にサイトの審査が行われます。
公式の案内によると、認証済みサイトは順次手動でレビューされ、審査が行われます。管理画面やヘルプの指示に従って完了を待ちましょう。
また、認証が完了していても、次のような理由でサイトが承認されないことがあります。
- サイトにトラフィックがない
- 認証コードが正しくない
- サイトのカテゴリーがコンテンツに合っていない
- 利用規約に違反するコンテンツが含まれている
審査に関する通知や管理画面のステータスを確認し、必要に応じてサイトの内容や登録情報を見直しましょう。
審査が完了し、サイトが承認されたら、管理画面から広告ゾーンを作成し、発行された広告コードをサイトに設置します。
まとめ
HilltopAdsでサイトを追加し、所有権を認証する際のポイントを整理します。
- Manage Site & Zones からドメインを追加し、適切なカテゴリーを選択する。
- Meta Tag、File Upload、DNS Recordの中から、利用環境に合った認証方法を選ぶ。
- Domain has not been verified. と表示されたら、まず認証情報・公開先・DNS設定を確認する。
- CDNやファイアウォールが原因と考えられる場合は、DNS認証など別の方法を検討する。
- 解決しない場合はHilltopAdsの担当者やサポートに相談する。
- 所有権の認証後は、サイトの審査が完了するまで管理画面のステータスを確認する。
認証に失敗しても、すぐに無料サーバー自体が原因だと判断する必要はありません。まずは設定を一つずつ確認し、原因を切り分けることが大切です。




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