ブログやWebサイトの収益化を始める際には、アドネットワークにサイトを登録し、広告を掲載するための広告ゾーンを作成する必要があります。
今回は、ポップアンダーやバナーなどの広告を提供している「HilltopAds(ヒルトップアド)」について、サイトの追加、所有権の認証、サイト審査、広告ゾーンの作成、広告コードの取得までの流れを分かりやすく解説します。
※HilltopAdsの管理画面や広告フォーマットは変更される場合があります。この記事では2026年時点の公式ヘルプをもとに説明しています。
1. HilltopAdsにサイトを追加する
まず、HilltopAdsのパブリッシャーアカウントにログインします。
管理画面から「Manage Site & Zones」を開き、サイトを追加します。
サイト追加の手順
- HilltopAdsのパブリッシャーアカウントにログインする
- Manage Site & Zonesを開く
- ADD SITEをクリックする
- 登録するWebサイトのドメインを入力する
- トラフィックのカテゴリーを選択する
- 「Add Site」をクリックする
トラフィックカテゴリーには、主に以下の2種類があります。
- Mainstream:年齢制限のない一般的なコンテンツ
- Non-mainstream:18歳以上を対象とするコンテンツ
サイトの内容に合ったカテゴリーを選択することが重要です。
2. サイトの所有権を認証する
サイトを追加した後、所有権の認証とサイトの審査を進めます。
HilltopAdsでは、登録したサイトを自分が管理していることを確認するため、所有権の認証を行います。
現在、公式に案内されている認証方法は以下の3種類です。
| 認証方法 | 概要 |
| File Upload | 指定されたファイルをサイトのルートディレクトリにアップロード |
| DNS Record | ドメインのDNS設定にTXTレコードを追加 |
| Meta Tag | サイトのHTMLに指定されたメタタグを追加 |
一般的なWebサイトであれば、HTMLを編集できる場合はMeta Tag、サーバーやDNSを操作できる場合はFile UploadやDNS Recordなど、自分の環境に合った方法を選べます。
メタタグで認証する場合
メタタグ方式では、HilltopAdsが発行した認証コードをコピーし、サイトのトップページの <head> 内、</head> の前に追加します。
その後、HilltopAdsの管理画面に戻り、「Verify Site」をクリックします。認証コードが正しく設置されていれば、サイトの確認が行われます。
WordPressの場合
WordPressを利用している場合は、HTMLを直接編集しなくても、<head> にコードを追加できるプラグインなどを利用できます。HilltopAds公式でも、WordPressサイトではメタタグを追加できるプラグインを利用する方法が案内されています。
Cloudflareなどを利用している場合
CloudflareなどのCDNやファイアウォールによって認証用の自動チェックがうまく動作しない場合があります。その場合は、DNS Record、File Upload、Meta Tagなど別の認証方法を試すことができます。
特にDNS認証では、ドメインのDNS設定にHilltopAdsが指定するTXTレコードを追加します。DNSの反映には時間がかかる場合があり、公式ヘルプでは最大24時間程度かかる場合があると説明されています。
3. サイトの審査を待つ
所有権の確認が完了した後も、HilltopAds側でサイトの審査が行われます。
公式ヘルプによると、認証済みのWebサイトは手動でレビューされ、審査には最大24時間かかる場合があります。
サイトの審査が完了したら、管理画面から広告ゾーンを作成します。
4. 「Add Zone」から広告ゾーンを作成する
サイトの認証・審査が完了すると、管理画面のサイト名の横に「Add Zone」ボタンが表示されます。ここから、サイトに掲載する広告の種類を選択します。
2026年時点で公式ヘルプに掲載されている主な広告フォーマットは以下の通りです。
| 広告フォーマット | 特徴 |
| Popunder | ユーザーの操作をきっかけに別タブなどで広告を表示する形式 |
| MultiTag: Banner 300×100 | モバイル専用 |
| MultiTag: Banner 300×250 | デスクトップ・モバイル対応 |
| MultiTag: In-Page Push | ページ内に表示する広告とPopupを組み合わせた形式 |
| MultiTag: Video Slider | 画面の隅などに動画広告を表示 |
| Video: VAST 3.0 | 動画コンテンツ向けの広告形式 |
Popunder
Popunderは、ユーザーのクリックなどをきっかけに、別のタブなどで広告を表示する形式です。
ポップアンダー等の広告フォーマットはサイトの収益化に利用されますが、サイトによってはユーザー体験に影響する可能性があります。そのため、ブログや情報サイトで利用する場合は、サイトの使いやすさとのバランスも考える必要があります。
MultiTag Banner 300×100 / 300×250
- 300×100:モバイル専用。
- 300×250:デスクトップ・モバイルの両方に対応。
HilltopAdsのMultiTag Bannerは、単純なバナー広告ではなく、バナーとPopupを組み合わせた広告コードになっています。記事本文やサイドバーなど、比較的設置しやすいサイズです。
MultiTag In-Page Push
ページ内に表示される広告とPopupを組み合わせた広告形式です。
通常のバナーとは表示方法が異なるため、サイトに設置する際は、ユーザーが広告をどのように目にするのかを確認しておくとよいでしょう。HilltopAdsの公式説明では、デフォルト設定としてIn-Page広告が2回、Popupが1回表示される設定になっています。
MultiTag Video Slider
画面の隅に動画広告をスライド表示するタイプの広告です。サイト上で動画広告を表示したい場合に利用できます。
Video: VAST 3.0
動画コンテンツ向けの広告フォーマットです。
動画サイトなどで動画広告を利用したい場合に適した形式で、VASTを利用して広告を配信します。
5. Zone Nameを入力する
広告フォーマットを選択する際には、Zone Nameを設定します。
たとえば、
main-bannerarticle-300x250sidebar-bannermobile-banner
など、後から見たときに広告の設置場所が分かる名前にしておくと管理しやすくなります。複数の広告を利用する場合は、設置場所や広告サイズが分かる名前にしておくと便利です。
6. 広告コードを取得する
広告ゾーンを作成すると、そのゾーン専用のHTML広告コードが発行されます。
HilltopAdsの公式ヘルプでは、作成した広告ゾーンごとに固有のHTML広告コードが生成され、それをWebサイトに設置することで広告を掲載できると説明されています。
あとは発行されたコードを、選択した広告フォーマットに適した場所へ設置します。WordPressの場合は、テーマやウィジェット、広告管理用プラグインなどを利用してコードを配置できます。
7. 広告を設置するときの注意点
広告を増やせば必ず収益が増えるとは限りません。
特にPopunderやPopupを含む広告は、サイトによっては訪問者の閲覧体験に影響する可能性があります。そのため、
- 記事を読む邪魔にならないか
- スマートフォンで表示が崩れないか
- 広告が多すぎないか
- ページの読み込みに影響しないか
- サイトの内容と広告形式が合っているか
などを確認しながら設置することをおすすめします。
また、HilltopAdsでは広告ネットワークの規約に反するトラフィックも禁止されています。ボットによるアクセスや不正なトラフィック、インセンティブ付きトラフィックなどは避ける必要があります。
まとめ
HilltopAdsでWebサイトを収益化する場合は、基本的に次の流れになります。
- サイトを追加
- 所有権を認証
- HilltopAdsによるサイト審査
- Add Zoneから広告フォーマットを選択
- Zoneを作成
- 広告コードをサイトに設置
2026年時点では、サイトの所有権認証にファイル・DNS・メタタグの3つの方法が用意されています。広告ゾーンについても、Popunderだけでなく、300×100・300×250のMultiTag Banner、In-Page Push、Video Slider、VAST 3.0など複数の形式から選択できます。
ただし、広告フォーマットによってサイト訪問者への影響は異なります。サイトのジャンルや訪問者の使いやすさも考慮して広告を選ぶことが大切です。



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