Google AdSenseをブログに導入したいと思って申請したものの、「審査に通らない」「不承認になってしまった」という方もいるのではないでしょうか。
AdSenseでは、サイト全体について、コンテンツの内容や独自性、ユーザーにとっての価値、サイトのナビゲーションや使いやすさ、AdSenseやGoogleのポリシーへの適合などが確認されます。
この記事では、Google AdSenseの審査に通らないときに確認したいポイントを整理し、再申請する前にサイトのどこを見直せばよいのかを分かりやすく解説します。
この記事のポイント
- AdSenseには「10記事以上」「1記事1,000文字以上」といった公式の合格基準があるわけではない
- コンテンツの独自性やユーザーにとっての価値を確認する
- Googleのポリシーに違反するコンテンツがないか確認する
- サイトが正常に表示され、必要な情報へアクセスできる状態にする
- 不承認の通知内容を確認して、必要な部分を改善してから再申請する
Google AdSenseの審査に通らないのはなぜ?
AdSenseに申請すると、Googleによるサイトの確認が行われます。
不承認になった場合でも、必ずしも「記事数が少ない」「文字数が足りない」といった単純な理由だけで判断されたとは限りません。
そのため、ネット上でよく見かける「○記事あれば合格」「1記事○文字以上なら合格」といった数字を、そのまま合格基準として考えるのはおすすめできません。
重要なのは、サイト全体を見直し、読者にとって有益なコンテンツを提供できているか、AdSenseのポリシーに沿っているかを確認することです。
1.コンテンツの内容を見直す
AdSenseの審査に申請する前に、まず確認したいのがサイトの記事です。
単に記事数を増やすのではなく、それぞれの記事が読者の疑問を解決できる内容になっているかを確認しましょう。
他サイトの情報を並べただけになっていないか
インターネット上には同じテーマを扱った記事が多数あります。そのため、他サイトに書かれている情報をほぼそのまま並べただけでは、サイト独自の価値を出しにくくなります。
例えば、実際に使用した経験や自分で調べた情報、比較した結果、独自の写真やスクリーンショット、実際に試した手順、読者が迷いやすいポイントへの補足などを加えることで、単なる情報のまとめ記事とは違った内容にできます。
ただし、すべての記事に無理に体験談を追加する必要があるわけではありません。解説記事であれば、情報を正確に整理し、読者が理解しやすい形で説明することも重要です。
AIで作成した文章はそのまま公開しない
AIを利用して記事を作成する場合も、生成された文章をそのまま大量に公開するのではなく、内容を確認して編集することが大切です。
特に、事実関係、古い情報が混ざっていないか、実際のサービス仕様との違い、不自然な表現、同じ内容の繰り返しなどを確認しましょう。
AIを使ったかどうかだけで判断するのではなく、公開する記事が正確で独自性があり、読者にとって価値のある内容になっているかを確認しましょう。
2.記事数や文字数だけを目標にしない
AdSense対策として、「10記事必要」「1記事1,000文字以上必要」といった情報を見かけることがあります。
しかし、これらはGoogleが公開している一律の合格基準ではありません。
例えば、2,000文字の記事を10本用意しても、内容が薄ければサイト全体の価値を高めるとは限りません。反対に、比較的短い記事でも、特定の疑問に対して正確で分かりやすい情報を提供している場合があります。
そのため、単純に文字数だけを増やすことを目標にするのではなく、記事のテーマに必要な情報を十分に提供できているかを確認することが大切です。
3.サイト内の情報が分かりやすく整理されているか確認する
読者が目的の記事を見つけやすいサイト構成にすることも重要です。
例えば、カテゴリを適切に設定する、グローバルメニューを整理する、関連記事を適切に案内する、パンくずリストを設置する、サイト内検索を利用できるようにするといった方法があります。
これらは「設置すればAdSenseに合格する」というものではありません。あくまで、訪問者がサイトを利用しやすくするための改善として考えましょう。
4.スマートフォンでも正常に表示できるか確認する
現在はスマートフォンからWebサイトを見る人も多いため、PCだけでなくスマートフォンでの表示も確認しましょう。
例えば、文字が小さすぎないか、横スクロールが発生していないか、ボタンが押しにくくないか、画像が画面からはみ出していないか、メニューが正常に開くか、ページが途中で崩れていないかなどをチェックします。
これはAdSenseの「合格条件」というより、Webサイトを利用する読者にとって重要な基本事項です。
5.サイトが正常にアクセスできるか確認する
AdSenseに申請する前に、サイトそのものが正常に動作しているか確認しましょう。
特に確認したいのが、独自ドメインで正常にアクセスできること、HTTPSでアクセスできること、ページがエラーになっていないこと、重要なページが404になっていないこと、robots.txtなどによって意図せずクロールを妨げていないこと、サイトの所有権確認など申請に必要な設定が正しく行われていることなどです。
HTTPSそのものがAdSenseの合格条件という意味ではなく、サイトを安全かつ正常に利用できる状態になっているかを確認します。サーバーが頻繁に停止している場合などは、AdSense以前にサイト運営そのものに問題があります。
6.Googleのポリシーに違反していないか確認する
AdSenseでは、広告を掲載するサイトやコンテンツについてポリシーが定められています。申請前には、自分のサイトにポリシー上の問題がないか確認しましょう。
例えば、成人向けコンテンツ、違法な行為を助長する内容、危険または有害なコンテンツ、著作権を侵害するコンテンツ、不正行為を助長するコンテンツなどが問題になる場合があります。
また、記事本文だけでなく、画像やユーザーが投稿できるコメントなど、サイト内の第三者コンテンツについても確認が必要です。
7.運営者情報や問い合わせ先を分かりやすくする
サイトを運営している人や連絡先が分かるようにしておくことも、訪問者から見たサイトの信頼性を高めるうえで役立ちます。例えば、運営者情報、プロフィール、お問い合わせフォーム、プライバシーポリシーなどを用意できます。
ただし、これらを「すべて設置すればAdSenseに合格する必須条件」と考えるのではなく、サイトを適切に運営するための基本的な情報として整備するのがよいでしょう。
AdSenseに不承認となったら何を確認する?
不承認になった場合は、まずGoogleから表示されたメッセージを確認しましょう。「審査に落ちた」という結果だけを見るのではなく、Googleから示された問題点を確認し、それに応じてサイトを修正することが重要です。
コンテンツに関する問題が指摘された場合
記事をただ増やすのではなく、内容が薄くないか、他サイトとの差別化ができているか、読者の疑問を解決できているか、重複した内容の記事が多くないか、古い情報が残っていないかなどを確認します。
ポリシーに関する問題が指摘された場合
該当するページやコンテンツを確認し、Googleのポリシーに沿うように修正します。特に、記事だけではなく画像、リンク先、コメントなども確認しましょう。
サイトにアクセスできないなどの問題が指摘された場合
サーバー、ドメイン、HTTPS、DNS、WordPressの設定などを確認します。申請時だけでなく、Googleがサイトを確認するときにも正常にアクセスできる状態にしておく必要があります。
トラフィックに関する問題が指摘された場合
Googleは、特定のトラフィックソースに問題がある場合、AdSenseの承認に影響する可能性があると説明しています。特に、広告のクリックやインプレッションを人為的に増やしたり、Googleが認めていない方法で広告へのトラフィックを集めたりする行為は避ける必要があります。
また、AdSenseの広告を掲載する場合は、自分で広告をクリックしたり、他の人にクリックを依頼したりせず、広告へのアクセスを意図的に増やすような行為を行わないことが重要です。
AdSense審査でよくある誤解
- 「記事を10本書けば合格する」 ⇒ AdSenseの公式な合格基準ではありません。
- 「1記事1,000文字以上なら大丈夫」 ⇒ 文字数だけで記事の価値が決まるわけではありません。
- 「プロフィールを作れば合格する」 ⇒ プロフィールはサイトの信頼性を示すために役立ちますが、作っただけで合格するわけではありません。
- 「高速サーバーなら合格できる」 ⇒ サーバーの性能はサイト運営にとって重要ですが、それ自体がAdSenseの合格を保証するものではありません。重要なのは、サイトが安定して表示され、訪問者が問題なく利用できる環境を整えることです。
再申請する前のチェックリスト
- [ ] 記事の内容に独自性がある
- [ ] 読者の疑問を解決できる内容になっている
- [ ] 他サイトの文章をコピーしていない
- [ ] 古い情報や誤った情報が残っていない
- [ ] サイト内のリンクが正常に動作する
- [ ] スマートフォンでも正常に表示される
- [ ] 重要なページがエラーになっていない
- [ ] 運営者情報を確認できる
- [ ] 問い合わせ方法を用意している
- [ ] プライバシーポリシーを確認できる
- [ ] Googleのポリシーに違反するコンテンツがない
- [ ] 画像や文章の著作権に問題がない
- [ ] サイトの主要なコンテンツがAdSenseでサポートされている言語で書かれている
まとめ
Google AdSenseの審査には、「○記事あれば合格」「1記事○文字なら合格」といった単純な基準があるわけではありません。審査に通らない場合は、記事数を増やすことだけを考えるのではなく、サイト全体を確認することが大切です。
特に、読者にとって役立つコンテンツになっているか、他サイトとの差別化ができているか、サイトが正常に表示されるか、必要な情報へアクセスしやすいか、Googleのポリシーに違反していないかといった点を一つずつ確認してみましょう。
また、不承認になった場合でも、ネット上の「AdSense合格法」をそのまま信じるのではなく、Googleから示された内容を確認し、自分のサイトに当てはまる問題を探すことが重要です。AdSense審査を意識することは、単に広告を掲載するためだけでなく、読者が安心して利用でき、必要な情報を見つけやすいサイトへ改善するきっかけにもなります。
WordPressを安定して運営するためのレンタルサーバー
AdSenseを利用するかどうかにかかわらず、WordPressサイトでは安定したサーバー環境が重要です。
ロリポップ!はWordPressを利用できるレンタルサーバーの一つで、料金やプランを比較しながら選択できます。ただし、レンタルサーバーを変更したからといってAdSenseの審査に合格するわけではありません。サーバー選びでは、料金、性能、バックアップ、サポートなどを総合的に確認しましょう。



コメント