マイナンバーカード更新手続きガイド ~必要書類と手順を徹底解説~

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はじめに

マイナンバーカードは、発行時の年齢に応じて有効期間が設定されており、18歳以上の方は発行日から10回目の誕生日、未成年の場合は5回目の誕生日まで有効です。また、カード内に搭載される電子証明書にも有効期限があるため、期限切れになる前に更新手続きを行う必要があります。更新手続きは原則無料で行え、更新のための通知書が有効期限の2~3か月前に送付されます。

更新手続きが必要な理由

  • 本人確認・各種サービス利用
    更新前のカードは有効期限が切れると、本人確認書類としての利用や、電子申請(e-Tax、マイナポータル、コンビニ交付サービス等)ができなくなります。
  • 電子証明書の有効性維持
    電子証明書が期限切れになると、オンラインでの各種手続きに影響を及ぼすため、カードと同時に更新が必要です。

更新手続きの必要書類

手続きの際に必要な主なものは以下の通りです。

  • 有効期限通知書
    更新の対象となるお知らせや、交付申請用のQRコードまたは申請書IDが記載されています。
  • 現行のマイナンバーカード
    有効期限内または更新対象となるカード。紛失の場合は、再交付手続きとなり手数料が発生します。
  • 本人確認書類(該当する場合)
    マイナンバーカードをお持ちでない場合、または代理人による手続きの場合、運転免許証やパスポート、健康保険証などが必要です。
  • 顔写真(郵送申請の場合)
    6か月以内に撮影した、正面・無帽・無背景の写真(縦4.5cm×横3.5cm)が必要です。

※お住まいの自治体により、必要な書類や手続き方法が若干異なる場合があるため、事前に確認しましょう。

更新手続きの流れ

1. 通知書の受領

有効期限が近づくと、地方公共団体情報システム機構から「有効期限通知書」が送付されます。通知書には、更新申請用のQRコードまたは申請書IDが記載されているので、これを基に手続きを進めます。

2. 更新申請の方法

更新申請には主に以下の方法があります。

  • オンライン申請(スマートフォン・パソコン・証明写真機)
    通知書に記載されたQRコードや申請書IDを利用して、専用のWEBサイトから必要事項の入力や顔写真データのアップロードを行います。オンライン申請の場合、区窓口での手続きは不要です。
  • 郵送申請
    通知書に同封された交付申請書を使用し、必要事項を記入後、顔写真を貼付して封入。郵送により申請を行います。

3. 交付通知書の到着と新カードの受取

更新申請が受理されると、申請から1カ月半~2カ月程度後に、新しいマイナンバーカードの交付通知書が郵送されます。交付通知書に記載された日時・場所に、必要書類を持参してお近くの市区町村窓口にて新カードを受け取ります。受取時には、現在お持ちのカードの返却も求められます。

注意点

  • 更新期間の遵守
    更新は、カード有効期限の3か月前の翌日から受付が開始されます。期限前に余裕を持って手続きを済ませるようにしましょう。
  • 手続き方法の選択
    オンライン申請が利用できる場合は、混雑を避け迅速に進められるためおすすめです。一方、郵送申請の場合は、必要書類の不備がないよう十分に確認してください。
  • 本人・代理人の手続き
    本人が直接来庁できない場合、代理人による手続きも可能ですが、代理人の場合は委任状や追加の本人確認書類が必要となる点に注意してください。

まとめ

マイナンバーカードの更新手続きは、本人確認や各種行政サービスの利用に欠かせない重要な手続きです。通知書の受領後は、オンラインまたは郵送で申請を行い、新しいカードの受取まで余裕をもって手続きを進めるようにしましょう。

万が一、必要書類の不備や更新方法について不明点がある場合は、お住まいの自治体窓口やマイナンバー総合フリーダイヤルへお問い合わせください。

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