「子どものマイナンバーカードはいつから作れる?」 「新生児でも申請できる?」 「赤ちゃんの顔写真はどうやって撮ればいい?」
お子さんのマイナンバーカードの申請方法について、こんな疑問や不安を持っている保護者の方も多いのではないでしょうか。
現在は、1歳未満の子どもは顔写真なしのマイナンバーカードが発行されるようになっています。また、出生届の提出と同時にマイナンバーカードを申請することも可能です。
この記事では、2026年時点の制度をもとに、子どものマイナンバーカードについて、申請できる年齢、申請方法、新生児の申請、受け取り方法、有効期限などを分かりやすく解説します。
子どものマイナンバーカードは何歳から作れる?
マイナンバーカードは、出生して住民登録が行われた子どもも申請できます。
特に現在は、出生届とマイナンバーカードの交付申請を同時に行える仕組みが用意されています。出生届と同時に申請する場合は「出生届兼マイナンバーカード交付申請書」を使用します。
この方法を利用すると、通常の申請よりも早くカードを受け取れる場合があります。
新生児でも申請できる
新生児についてもマイナンバーカードを申請できます。
しかも、2024年12月2日以降、申請時に1歳未満の子どものマイナンバーカードには顔写真が付きません。そのため、赤ちゃんの顔写真を撮影して提出する必要はありません。これは、乳幼児の顔写真を撮影することが難しいことや、成長によって顔が大きく変化することなどを考慮したものです。
新生児なら「出生届と同時申請」が便利
新生児の場合は、出生届を提出するときにマイナンバーカードの申請も同時に行うことができます。
- 交付までの期間: 出生届と同時に申請した場合、カードは原則として申請書が受理されてから1週間程度で、自宅など指定した送付先に届きます。
- 本人の来庁が原則不要: 出生届と同時に申請する場合、新生児本人が窓口へ行く必要はありません。また、出生証明書が記載された出生届と同時に申請する場合、新生児の本人確認書類も不要です。
- 送付先について: 里帰り出産などで住民登録地とは異なる場所にカードの送付を希望する場合は、申請時に送付先と理由などを記入します。
1歳未満は「顔写真なし」、1歳以上は「顔写真が必要」
1歳未満の子どもの場合
2024年12月2日以降、1歳未満の子どものマイナンバーカードは顔写真なしで発行されます。 そのため、次のような撮影作業は一切不要です。
- 赤ちゃんを寝かせて撮影する
- 保護者が抱っこして撮影する
- 白いシーツを用意する
- 顔が正面を向くように撮影する
オンライン申請でも、1歳未満の場合は顔写真の登録が省略されます。
1歳以上の子どもの場合
一方、1歳以上の子どもが申請する場合は、通常どおり顔写真が必要です。
- 顔をなるべく正面にする
- 目を開ける
- 背景に柄のない場所で撮影する
- 顔や頭部などが隠れないようにする
1人で座れない子どもは、無地のシーツなどの上に寝かせて撮影する方法が案内されています。
子どものマイナンバーカードを申請する方法
主な申請方法には、次のようなものがあります。
- スマートフォンからオンライン申請
- 交付申請書に記載されたQRコードをスマートフォンで読み取り、画面に従って必要事項を入力・送信します。1歳未満の場合は顔写真の登録が不要です。
- パソコンからオンライン申請
- マイナンバーカードの申請サイトにアクセスし、申請書ID等を入力して進めます。1歳未満は顔写真の登録が不要です。
- 郵送による申請
- 申請書に必要事項を記入し、必要に応じて顔写真を貼って送付します。なお、1歳未満の子どもについて郵送申請する場合は、顔写真を貼らずに申請します。
- 出生届と同時に申請
- 出生届の提出と同時に市区町村窓口で手続きを行います。
子どものマイナンバーカードを受け取るとき・暗証番号の注意点
受け取りについて
- 出生届と同時に申請した場合: 原則としてカードが自宅などに送付されるため、新生児本人が受け取り窓口へ行く必要はありません。
- 通常の申請方法の場合: 交付通知書が届いた後、原則として本人が窓口でカードを受け取ります。15歳未満の場合は法定代理人の同行が必要です(自治体によっては事前の予約が必要です)。
暗証番号について
マイナンバーカードでは、電子証明書などを利用するために暗証番号を設定します。
- 利用者証明用電子証明書: 4桁の暗証番号を使用します。
- 署名用電子証明書: 15歳未満の子どもについては、原則として署名用電子証明書を付けることができません。
申請時や受け取り時の暗証番号については、自治体から案内される内容を確認しましょう。
子どものマイナンバーカードの有効期限は?
子どものマイナンバーカードには有効期限が定められています。
- カード本体の有効期限:
- 18歳未満:発行日から5回目の誕生日まで
- 電子証明書の有効期限:
- 年齢にかかわらず、発行日から5回目の誕生日まで
子どもの場合は成長に合わせて更新が必要になります。
子どものマイナンバーカードにはどんなメリットがある?
マイナンバーカードは、本人確認書類として利用できるほか、電子証明書を使ったオンラインサービスなどにも利用できます。
例えば、対応している自治体やサービスでは次のような場面で活用できます。
- マイナポータルへのログインや電子申請
- マイナ保険証としての利用
- コンビニでの住民票などの証明書交付
ただし、利用できるサービスや条件は自治体や制度によって異なります。コンビニ交付を利用する場合などは、対応している市区町村であることや、利用者証明用電子証明書と4桁の暗証番号が必要です。
よくある質問(Q&A)
- Q1: 新生児の顔写真は必要ですか?
- A1: 1歳未満で申請する場合、顔写真は不要です。2024年12月2日以降、1歳未満の子どものマイナンバーカードは顔写真なしで発行されます。
- Q2: 出生届と一緒にマイナンバーカードを申請できますか?
- A2: できます。出生届兼マイナンバーカード交付申請書を利用して、出生届の提出と同時に申請が可能です。
- Q3: 出生届と同時に申請すると、赤ちゃんも窓口へ行く必要がありますか?
- A3: 原則として必要ありません。出生届と同時に申請する場合は、新生児本人の来庁は不要です。
- Q4: 新生児のカードはどのくらいで届きますか?
- A4: 出生届と同時に申請した場合、原則1週間程度で届きます。ただし、出生届を住所地以外の市区町村へ提出した場合などは、さらに日数がかかることがあります。
- Q5: 子どものマイナンバーカードは必ず作らなければいけませんか?
- A5: マイナンバーカードの取得自体は任意です。ご家庭での必要性や利用するサービスなどを考えたうえで、申請するかどうかを判断できます。
まとめ
子どものマイナンバーカードは、出生後から申請できます。特に新生児については、現在の制度において以下の点が大きな特徴です。
- 新生児でもマイナンバーカードを申請できる
- 出生届と同時に申請できる
- 1歳未満の子どもは顔写真が不要
- 出生届と同時申請なら、新生児本人の来庁は原則不要
- 同時申請の場合、原則1週間程度でカードが届く
- 15歳未満の受け取りには法定代理人の同行が必要(出生届同時申請の場合は自宅送付)
- 18歳未満のカードの有効期限は発行日から5回目の誕生日まで
以前の制度では赤ちゃんの写真撮影が大きなハードルでしたが、現在は1歳未満であれば顔写真そのものが不要となっています。これから子どものマイナンバーカードを作る場合は、状況に合わせて通常のオンライン申請や出生届との同時申請を検討してみましょう。



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