【容量別比較】3GB, 10GBで一番安いのはどこ？主要格安SIMの料金徹底比較

低価格なSIMサービスからの乗り換えを検討しているユーザー向けに、現在最も利用者の多い3GB帯と10GB帯に焦点を当て、コストパフォーマンスが高いのはどのサービスか、主要な格安SIMとドコモ系プランの料金を徹底比較します。

1. 比較対象サービス一覧

比較対象となるのは、旧低価格帯プランユーザーが主に移行先として検討するドコモ回線SIMや、人気の高い他社回線を含む主要なサービスです。

サービス名	主な回線	特徴
irumo (イルモ)	ドコモ	ドコモ光/home 5Gセット割適用で最安クラスに。割引の有無が鍵。
ahamo (アハモ)	ドコモ	20GB/30GBの大容量、5分無料通話付きのシンプルプラン。
IIJmio (IIJミオ)	ドコモ/au	ドコモ回線（Dプラン）が選べる老舗MVNO。中容量に強い。
HISモバイル	ドコモ/ソフトバンク	1GBあたりの単価が超低価格。通常通話料も安い。
mineo (マイネオ)	ドコモ/au/ソフトバンク	3大キャリアすべてに対応。独自サービス（パケット放題Plusなど）が魅力。
LINEMO (ラインモ)	ソフトバンク	LINE利用時のデータ消費がゼロ（LINEギガフリー）。
povo (ポヴォ)	au	基本料0円。必要な時にデータを「トッピング」する従量課金制。

旧サービスで人気のあった3GB帯（月額1,000円前後の価格帯）で比較します。

【3GB帯の結論】

最安値はHISモバイル（770円）が圧倒的に安く、通話料も安いため、低容量かつ低頻度通話ユーザーに最適です。セット割が使える方はirumo（880円）が選択肢です。

旧サービスの上位容量帯であった10GBに近しいデータ容量帯で比較します。

【10GB帯の結論】

10GBという容量単体で見ると、IIJmioの10GB 1,500円が最も安価です。中容量帯で料金と容量のバランスを重視する方に最適です。大容量と通話込みを求めるならahamo（20GB 2,970円）が優れたコスパを発揮します。

旧プランの利用者は、「セット割の有無」「通話頻度」「求める容量」を基準に移行先を検討しましょう。

乗り換え層	サービス	おすすめポイント
超低容量・最安値重視	HISモバイル	3GB 770円と最安。通話料も安く、とにかく費用を抑えたい方へ。
中容量・コスパ重視	IIJmio	10GB 1,500円と安価。ドコモ回線での安定感と価格のバランスに優れている。
ドコモセット割利用者	irumo	割引適用後の価格は魅力的。ただし、通話料と割引の適用条件を必ず確認してください。
大容量・高品質重視	ahamo	20GB〜の大容量と5分無料通話がセット。手続きがシンプルで、高機能です。