マイナンバーカード有効期限切れ時の更新手続きガイド ~必要書類と申請手順を徹底解説~

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はじめに

マイナンバーカードは、発行時の年齢に応じた有効期間が設定されており、成人の場合は発行日から10回目の誕生日、未成年の場合は5回目の誕生日まで有効です。
有効期限が切れると、カードは本人確認書類や電子申請の際に使用できなくなるため、速やかな更新手続きが求められます。

本記事では、有効期限切れの場合も含めた更新手続きの流れと必要書類、注意点を詳しく解説します。

更新手続きの基本情報

  • 有効期限通知書の送付
    更新対象者には、有効期限の2~3か月前を目途に、地方公共団体情報システム機構より有効期限通知書が送付されます。この通知書には、更新申請に必要なQRコードまたは申請書IDが記載されています。
  • 有効期限切れの場合
    有効期限が過ぎた場合でも、更新手続きは可能ですが、期限切れとなったカードは本人確認書類として利用できなくなるため、速やかに申請を行う必要があります。

更新手続きに必要な書類

以下の書類は、更新手続きの際に基本的に必要となります(自治体により多少の違いがあるため、事前に公式サイト等で確認してください)。

  1. 有効期限通知書
    更新申請用のQRコードまたは申請書IDが記載されています。
  2. 現行のマイナンバーカード
    有効期限切れの場合でも、更新申請には現在お持ちのカードが必要です。
  3. 本人確認書類
    ・顔写真付きの公的証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード自体など)
    ※自治体によっては、追加の本人確認書類(健康保険証、年金手帳等)の提出を求める場合があります。
  4. 必要に応じた委任状や同意書
    万が一、本人が直接手続きに来られない場合は、代理人による申請が認められており、その際は委任状や代理人の本人確認書類が必要です。

更新手続きの申請手順

  1. 通知書の確認
    郵送された有効期限通知書に記載のQRコードまたは申請書IDを確認します。
  2. 更新申請の方法を選択
    • オンライン申請
      スマートフォン、パソコン、または証明写真機を利用して、必要事項の入力や顔写真データのアップロードを行います。オンライン申請の場合、自治体窓口での手続きは不要です。
    • 郵送申請または窓口申請
      オンライン申請が難しい場合は、交付申請書に必要事項を記入し、顔写真を貼付のうえ郵送、または直接市区町村窓口へ持参します。
  3. 申請書類の提出
    必要書類(有効期限通知書、現行のマイナンバーカード、本人確認書類など)を添付し、更新申請を行います。
  4. 審査・交付
    申請が受理されると、約1ヶ月半~2ヶ月で新しいマイナンバーカードの交付通知書が郵送され、指定の窓口で新カードを受け取ります。更新時には、現行カードの返却が求められる場合があります。

注意点

  • 期限切れのカードでも更新可能
    有効期限が過ぎている場合でも更新手続きは可能ですが、速やかに申請しないと、各種行政サービスに支障が出る恐れがあります。
  • 書類の不備に注意
    書類が不足または不備の場合、再提出や追加の手続きが必要になるため、必ず自治体の指示に従い、必要書類を漏れなく用意してください。
  • 自治体ごとの違い
    各自治体によって、必要書類や手続き方法に若干の違いがあります。必ずお住まいの市区町村の公式サイトで最新情報を確認してください。

まとめ

マイナンバーカードの有効期限切れの場合でも、更新手続きは可能です。送付される有効期限通知書に従い、現行カードと本人確認書類、その他必要な書類を準備し、オンラインまたは窓口・郵送で申請してください。
更新申請が受理されると、新しいカードが交付されるまでに約1~2ヶ月かかりますので、余裕を持った手続きをおすすめします。

手続きや書類に不安がある場合は、最寄りの市区町村窓口にお問い合わせください。

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